top of page

お花屋さん



laceflowerと、お花屋さんとの物語。


小さい頃の夢は、お花屋さんだった。きっと、全女子が一度は夢見たのではないだろうか。私も、もれなくそのうちの一人だった。きっかけはわからないけど、可愛いものが好きだったから、お花屋さんの空間がきっと小さい頃から、「可愛い」と思っていたのだと思う。大人になった今、私はレッグウェアのデザイナーとなった。大人になった私の夢は、お花屋さんにくつ下を置くこと。夢は叶ったけど、これからも、ブランドコンセプトや指標として、ずっとこの言葉と夢を持っていきたい。


laceflowerは、これまでたくさんのお花屋さんの力を借りて、靴下づくりに向き合ってきました。お花屋さんの店内でPOPUPを開催したり、世界観を表現するためにお花の力をお借りして―。お花との出会いは、laceflowerにとって欠かせない時間。

そのなかで、強く感じたことがある。それは「花」という生きものと向き合う現場の過酷さ。綺麗な花を相手にするという、言葉では語りきれない繊細で尊い仕事。お花屋さんの仕事に、敬意と感謝の気持ちが募っていった。これは、誰にでもできる仕事ではないな…と。お花屋さんの毎日を、足もとから少しでも支えられたら。日々の中で、寒くてもテンションが上がるもの。気持ちよく、花と向き合えるもの。お花屋さんにはなれなかったけど、お花屋さんに寄り添うことは出来るかも。そんな想いから、製品の開発が始まった。


イベントで1日店頭に立たせてもらい、一番に感じたことは、とにかく寒いこと。夏は花を第一優先にし、エアコン下でキンキンの店内。冬は、花を第一優先にし、暖房が付けられないので、暖房機器のない寒い店内。(外と変わらない程度の気温)

フローリストさんに聞いたら、春夏は18度、秋冬は10度以下とのことだった。とにかく寒かった。


寒さから守ってくれて、日々のお仕事もおしゃれに楽しく、ふと見えた時の可愛くあたたかいもの。オールシーズン使えるもの(ここ大事!)。コンセプトを決めてから、フローリストの皆さんにどんなレッグウェアが欲しいか聞いて回った。(お答えいただいたフローリストの皆様、本当にありがとうございます。LANDのあこさん、waragaiの藁谷さん、givreの裕子さん、notflowerの美咲ちゃん、dodo tokyoのふくちゃん etc.. )


聞き込みをしていると、足元は靴でボリュームを出して底上げしているとのこと。(どのお花屋さんも寒さの工夫が同じで驚いた!)あとは、登山用くつ下くらいのボリュームのあるくつ下を履いたり。ボリュームのあるくつ下は暖かいけど、夏場は暑いし、脱ぎ履きが発生するのも面倒だなあと。色々と調査をしていると、あたたかい靴下ではなく " レッグウォーマー " が欲しいという意見が多く上がった。あとは、サイハイソックスくらいの超ロングソックスも欲しいという意見も。当初は、くつ下を作ろうと思っていたが、「欲しい」を形にしたかったので、レッグウォーマーを作ることにした。



くつ下メーカーで勤務していた時、私は一時期、レッグウォーマーばかり作っていた。OEMの事業で、担当していたお客様の売り場で、「ケア」や「温活」という言葉がブームメントで、温活需要としてレッグウォーマーというアイテムがとにかく多かった。当時(2018年頃まで)、恥ずかしながらレッグウォーマーというアイテムを私は使ったことがなく、サンプルを試作し、試し履きをしている中で、レッグウォーマーというアイテムに感動した。くつ下よりも、温かさを感じ、付けているのと付けていないのとでは、身体への温かさが全然違う。しかも着脱が楽ちんだし、なんか可愛い。裾からレギンスのようにニュアンスを出したいときにも合わせると足元のファッションがより楽しくなるアイテムだった。自分で作ったレッグウォーマーがお気に入りだった。レッグウォーマーの素晴らしさは、すでに承知のこと。laceflowerらしい「繊細で上品な、履くだけで贅沢な気持ちになるレッグウォーマー」が編み上がりました。私がフローリストのために作ったレッグウォーマー、Florist と言います。



製品の詳しい詳細は、次のblogで詳しく紹介しますね。リリースは、9月末頃を予定。先週から、生産が始まっています。




Comentarios


© 2025 laceflowersocks, inc All Rights Reserved.
bottom of page