趣味で登山を始めたのが2016年。
甲斐駒ヶ岳に登って、趣味登山と言えるよと山好きのおじさんに言われた2017年。
山で迎える朝、自分の足で登った人にしか味わえない山頂からの景色、稜線歩き、夏の山を彩る高山植物。
まだ全てまではいかないけれど、知ってしまった。
"山登り=つらい” の概念は当たり前に突破し、登山というもの総じてどハマりしてしまった。
週末、山に出かけると下山したあと全てリセットしていて、
なにそんな小さい事悩んでるの?って山が教えてくれて、
綺麗な景色を見て、涙が出る経験って人生でないと思っていたけど、涙が出た。
本当に凄い。心が洗われている。
山に登るようになって、考え方も変わった気がする。
あまり小さい事に執着しなくなった。
そんな好きになった山では、山で使う道具がたくさんある。
モノが好きな人はこれもまた楽しいんだと思う。
自分に見合うものを見つけて、試して、お気に入りを見つけていく。
全ての道具に使う理由があって、
ここがファッションとは大きく違うところだなと感じた。
可愛いだけでは成り立たなくて、
この素材を着てなかったら生死を彷徨う事だってある。
自然と隣り合わせの怖いところ。
命を守る道具は使い心地もよく、身につけて気分が上がるものがいいのも正直なところ。
「laceflowerから、登山靴下を作りたい」
2018年の夏、登山用靴下の企画と研究が始まった。
pic / 2018年8月
雲の平
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