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くつしたがすきな理由

私はくつしたが大好きです。 下着でもあり、ファッションの一部でもある靴下。ファッションの世界では脇役かもしれないけれど、 日々の中でテンションを上げてくれる小物でもあり、足を守ってくれる下着でもある靴下に魅了され、 靴下の世界に入った。作る難しさと、小さなニットの世界の虜になった。 靴下一つで、健康にもなれる。生涯靴下を作っていきたいと思った。​裾から見える10cmの世界。その靴下が素敵だったら、1日快適に過ごせる。靴下は1日快適に過ごせるかどうか左右するほど、大切なもの。DUFYの好きな絵、「ばら色の人生」。

- 1901 30ans ou la vie en rose Raoul Dufy 1931-(30年のばら色の人生)この絵に描かれた年とタイトルには、画家となって30年ばら色の人生だったという思いが込められている。なんとも楽天的でDUFYらしい。私も、靴下デザイナーとなってばら色の人生だったと思えるように。靴下の楽しさを、素晴らしさを伝えていく。

靴下を作る上で
たいせつにしていること

服に合わせやすいか。服と靴に合わせた時、うつくしいか。靴を履いた時の丈感、口ゴムの丈、頭の中で描いていた服と靴に合わせて試し履き。その瞬間がいちばんわくわくする。履き心地は良いか、使うシーンに素材は合っているか。口ゴムの番手はゲージに合っているだろうか。とにかく小さな面積なのに、あんなとこやこんなとこ、拘るポイントが多く、1つ1つが履き心地に直結する。靴下は素材が命。デザインと同じくらい時間をかけて素材を選ぶ。足は繊細で、いろいろ気になる点も多い。デザインする上で、たいせつにしていること。

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About

​靴下デザイナー 田中 史織 ( TANAKA SHIORI )

1990年3月7日生まれ。文化服装学院卒業。靴下ソムリエ (認定番号 第17227)。

2013年より靴下メーカーにて勤務。企業デザイナーとして靴下の企画デザインを学び、2019年独立。メーカー時代に立ち上げた- laceflower -をリスタート。趣味の山好きが高じて、2021年より、山で本格的に使える登山靴下 - 高山植物図鑑 - をセカンドラインとしてスタートする。山に行くことは、私にとって身体を使って休憩すること。​靴下と、花と、山をこよなく愛する靴下デザイナー。

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