lily of the valley
- Shiori tanaka
- 2021年5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:5月17日
オードリー・ヘップバーンが映画『パリの恋人』のウェディングシーンで持っていたすずらんのブーケ。うつくしくて、とても憧れだった。たくさんのうつくしい場面や、言い伝えを聞いて、私の中ですずらんの花が格別になっていた。
島精機製作所が開発した全自動ニット編み機の完全無縫製(ホールガーメント)横編み機で編み立てしています。中でも古い機械のため、1日に20足しか編むことができず、ゆっくりゆっくり丁寧に編まれています。すずらん柄のぽこぽこした凹凸柄もホールガーメント特有な柄でレースのような穴あき柄が手編み感のある1足。この機械で編む靴下って、とっても贅沢だなあと感じた。lacefowerのコンセプト「履くだけで贅沢な気持ちにさせる繊細で上品な靴下」私の作る靴下のコンセプトにぴったりだった。
靴下を作る上で、たくさん大切にしている事がある。誰に、いつ、どんな時に履く?たくさんたくさん思い浮かべて、想像して、靴下だけを見ないように。それと、コンセプトに寄り添ったプロダクトになっているか。企画を見失いそうになった時にコンセプトをしっかり思い出して、贅沢か、繊細か、上品か、他の靴下に比べて大事にしたいと思ってもらえるか。それは、デザイン、素材だけではなく、靴下を作る生産背景、編み機も贅沢なものを。
今回のすずらん靴下はまさに "贅沢" なのだ。

素材は、綿とアクリルの強撚糸使用。強撚糸とは、2つの糸を強く撚って1本の糸にすること。撚りを強くかけることで毛羽感も少なく、シワになりにくい・さらっとした肌触りが特徴です。編み目がとても綺麗で、高品質な風合いで、ローゲージだけど、どこか高級感のある雰囲気の素材。また、すぐ穴があいたりしません。4年ほど履いてますが、全く穴があく気配がないです。

5月1日 すずらんの日。すずらんの日は、大切な人にすずらんの花を贈る日です。古くからフランスでは5/1にすずらんを贈る風習があり
すずらんの花言葉「再び幸せが訪れる」という言葉通り、幸福をもたらす花と言われています。香りが本当にいい匂いで「上品」という言葉がとてもしっくりくる。日頃の感謝や想いを込めて、身近な人にすずらんの花が贈られ、贈った人も、贈らた人も幸せが訪れると言われています。「すずらんの日」は、大切な人を想う日。
数ある靴下ブランドの中から、laceflowersocksを選んでくださるお客様、私にとっては皆様が大切な人です。いつもいつも、見てくださって購入してくださって、可愛く履いてくださって、本当にありがとうございます。すずらんを履いて幸せが訪れますように、と願いを込めて作りました。
lily of the valley
made in Japan (Nara)
¥3,000+tax
cotton 47%
acrylic 47%
nylon 6%
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