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North pole Lamb’s wool socks

更新日:5月17日


夏の灼熱の暑さが少しずつ和らぎ、過ごしやすい秋へ、季節が移り変わろうとしています。この秋冬、皆さまの足元を温めるソックスとタイツの新作をご用意いたしました。今シーズンも、たくさん想いを込めて作りました。あの人この色好きそうだな、あの靴、あの服に合わせたら可愛いな、あのコートに合わせたい。靴下単体ではなく、たくさんコーディネートしながら。誰に、いつ、どんな時に、靴下を作る時は靴下だけを見るのではなく、たくさんのシミュレーションをしながら靴下を作っています。

靴下はコーディネートの中では脇役、それも名脇役。裾から見えるか見えないか、足元の靴下の色によって、トータルコーディネートの見え方が全く違う。時には主役になれる時もあるlaceflowerのアイテムは、たまにはそんなポジションになってくれたら嬉しいな、と願いを込めて。この靴下にどんな服を合わせようかな、靴下から入るファッション、コーディネートって楽しい。そんな風に思って頂けるブランドになれるように。


ノースポールというお花があります。花言葉は「冬の訪れ」。laceflowerから冬の訪れをお知らせいたします。


"North pole Lamb's wool socks"

初めて、laceflowerから紡毛糸を使用した靴下を作りました。私はウールが大好き。冬に着るニットが大好き。そんなニットのような靴下を作りました。エクストラファインラムウール18.5μのウール糸。発色がとてもよく、なんといってもラムウール特有の柔らかい肌触り。この糸を使っていつか靴下を作りたいと、思い焦がれていました。糸に一目惚れすることはよくありますが、頭の片隅にあった小金毛糸さんのウール糸がずっとずっと、忘れられませんでした。(このネイビーの糸、とっても可愛いんです・・・!)






"この糸に合った靴下"のデザインを考え、靴下編み機では編み出せないホールガーメントの編み地で作るセーターのような靴下を作ろう。手編みのニットのような穴あきのお花やケーブル柄、大好きな1×1リブ編みをローゲージでも取り入れました。1日に20足ほどしか編み立てが出来ずゆっくりゆっくり、手で編むように1足ずつ丁寧に編まれています。紡毛糸にホールガーメントの編み地、なんて贅沢な1足。

※ラムウールとは


仔羊の毛のこと生後5〜7か月前後までのメリノ種の仔羊から刈り取られる羊毛。ウールよりも、更に繊維が細いため、光沢がありしなやかで保温性も高いことが特徴ラムウールの中でも最高峰といわれるジーロンラムウールはオーストラリアのジーロンで育てられた純血腫の生後6ヶ月頃の仔羊の羊毛で、品質、使い心地ともに高評価のラムウールです。ウールよりもラムウールの方が繊維が細く、チクチク感がありません。繊維の縮れも多いので空気をたくさん含み暖かい。そして軽く、柔らかく、ふんわりとした肌触り。ラムウールの風合いをかき消さないように、編み立てをした後、ソーピング(洗い工程)に何度も修正を重ね、柔らかいセーターのような風合いの靴下が編み上がりました。


余談ですが、靴下のソーピング(洗い工程)は、お洋服のニットと違い、ソーピング=油を落とす工程にすぎず、風合いを出すなどの加工はあまり行われていませんむしろ、縮むから縮まないように風合いを出さないようにするとのこと。せっかくの素敵な糸が死んでしまって、とても残念でした。揉み洗いというソーピング工程をし、やっとのこと、これぞラムウール!という風合いになりました。ラムウールの良さを体感頂けたら嬉しいです。洗うたびに、更に風合いがUPしてふわふわになりますよ。ただ、ウールはとっても洗い方がデリケートなため、縮まないように手洗いをおすすめしておりますお気に入りのセーターを洗うように、優しく丁寧に。


靴下の資材封筒の中には、リペア用の糸がついています。お洋服のニットのようにお直ししながら、長くご愛用いただけますように、と願いを込めて。ホールガーメントの靴下はお洋服と同じような感覚で作っています消耗品である靴下ではなく、ファッションの靴下として。


North pole Lamb's wool socks

made in Japan (Nara)

¥3600+tax


Lamb's wool 94%

polyester 5%

polyurethane 1%












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