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レッグウォーマー


laceflowerから初めて作るレッグウェアアイテム、それはレッグウォーマー。身体を温めてくれるだけではなく、「くつ下って楽しい」と思ってもらえるような、レッグウェアのファッションがより楽しくなるようなアイテムを作りたいと想い、レッグウォーマーを開発しました。私が始めてレッグウォーマーに足を通したのは、くつ下メーカーで企業デザイナーをしていた頃。デザイナーになって6年目、2019年頃のくつ下に触れてから随分と月日が経った頃だった。それまで自分でレッグウォーマーを買ったことも使ったこともなく、必要としていなかった。


ちなみに、レッグウォーマーの定義は、


くるぶしから上に向かい脛をカバーする方式のもので、短いものから膝下または膝上までのものがある。

ダンス用の保温目的のスタイルが原点である。


参考文献「くつ下の本」 P.62


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当時、担当していた取引先様が、温活のケアアイテムとして、レッグウォーマーを一面で展開したいとの要望があった。4ピン4段の16SKU。こんなにレッグウォーマーって需要あるのか‥と気持ちがあまり上がらずなまま、サンプルの試作をする。たくさんのサンプルを試作し、サンプルチェックで初めてレッグウォーマーに足を通した。それが、私のレッグウォーマーとの出会いでした。初めてレッグウォーマーを付けたことを今でも覚えている。とっても、感動した。ふくらはぎだけ温めているのに、足全体も、身体も不思議とあたたかい。しかも着脱も楽ちん。暑い時にサッと脱げて、寒い時にサッと付けれて、デスクワークの時なんか最高。なんだ、この画期的なアイテムは。今まで使ってこなかったことをレッグウェアのデザイナーとして恥ずかしくなった。温活ケアのアイテムとして謳っていたのも同然。これは、必然的に「身体を温めるもの」だった。


Florist col.anemone
Florist col.anemone

そこから私は、レッグウォーマーにはまって、様々なレッグウォーマーを使うようになった。中でも私のお気に入りは、シルクかウールで作られた薄手のもの。ただ、レッグウォーマーってあまり見せるように作られていないというか、下着のようなデザインが多く、シンプルだし、見えたら少し恥ずかしいような。見えないように使っていた。デザインが気に入って買うというよりは、素材が気に入って買うという感じ。シンプルなただの筒のものが多い印象だった。いつか、laceflowerからレッグウォーマーを作りたいなあ、と漠然と頭の片隅にあった。


今回、私はお花屋さんのためにレッグウェアを開発することになり、初めはくつ下を作ろうと企画を始めた。お花屋さん達にアンケートを取って、そこでみんなが口を揃えて欲しいと伝えてくれたものは、レッグウォーマーだった。

確かに、レッグウォーマーだ。お花屋さんにぴったりだ。オールシーズン冷えてしまうので、足を温めるアイテムとしてレッグウォーマーがぴったりだと思った。


いつか作りたいと思っていたアイテムを、私の憧れの人たちへ向けて作れるなんて、こんなに嬉しいことはない。

そんな出会いと想いが重なって、laceflowerらしいレッグウォーマーが誕生した。


初めて身につけるレッグウォーマーが、laceflowerでありますように。

足に美感を添えて、高尚度を高めるレッグウォーマーとなりますように。

レッグウォーマーの万能さにきっと驚くでしょう。


私が作ったレッグウォーマーは、「くつ下って楽しい」が伝わるもの。


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