Torchonlace leggings
- Shiori tanaka
- 2019年4月1日
- 読了時間: 1分
更新日:5月17日
1950年頃、栃木県足利市ではトーションレースの研究と事業化に取り組み、全国でも有数のレースの産地だったそう。工場をたたむところが多い中、トーションの機械を守り続けている貴重な編み立て工場があった。トーションレースとは、色々な種類の糸を編機の中心に向かってからめて、テープ状に編み上げて生産されます。円形の編機の周りに糸を巻いたボビンを立て、コンピューターによって指示を受けたボビンが絡み合って編み上げられます。特徴は、とても多くの種類の糸を同時に編み立てる事が出来ること。


生産性はいいとは言えない。機械も大きく場所も取るし、糸もたくさん使う。ただ、編みの複雑さや繊細さは、独特のこの機械にしか生み出せないものがあると、機械を見て改めて感じた。贅沢な機械だと思う。綿レースのリボンやテープが昔大好きで、学生時代、よく作品で使ったりした。レースで髪の毛を結いたりもした。この綿レースを作っている機械もトーションレースなんです。

トーションレースの機械で編んだレギンス。素材にはリヨセルとナイロンを使用しました。裾がレースアップになっていて、前後どちらでも履ける仕様にしています。裾から見えるレース編みがとっても可愛い。

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