1950年頃、栃木県足利市ではトーションレースの研究と事業化に取り組み、
全国でも有数のレースの産地だったそう。
工場をたたむところが多い中、
トーションの機械を守り続けている貴重な編み立て工場があった。
トーションレースとは、色々な種類の糸を編機の中心に向かってからめて、
テープ状に編み上げて生産されます。 円形の編機の周りに糸を巻いたボビンを立て、
コンピューターによって指示を受けたボビンが絡み合って編み上げられます。
特徴は、とても多くの種類の糸を同時に編み立てる事が出来ること。
生産性はいいとは言えない。
機械も大きく場所も取るし、糸もたくさん使う。
ただ、編みの複雑さや繊細さは、
独特のこの機械にしか生み出せないものがあると、機械を見て改めて感じた。
贅沢な機械だと思う。
綿レースのリボンやテープが昔大好きで、
学生時代、よく作品で使ったりした。
レースで髪の毛を結いたりもした。
この綿レースを作っている機械もトーションレースなんです。
トーションレースの機械で編んだレギンス。
素材にはリヨセルとナイロンを使用しました。
裾がレースアップになっていて、前後どちらでも履ける仕様にしています。
裾から見えるレース編みがとっても可愛い。
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