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- 赤いタイツ
海外の素敵なファッション、素敵な世界観だなと思う人たちが、みんなこぞって取り入れていた。無地の赤い色をしたナイロンタイツ。60Dくらいの透け感があまりないマットな質感。「秋冬のファッションって、楽しい」タイツを取り入れるとより感じる気がする。素材もデザインも拘ったlaceflowerの赤いタイツ。ぜったいにかわいい。 東洋医学において赤は、体感温度を上昇させたり、免疫力をアップさせると言われているパワーカラー。自律神経に働きかける作用があり、気分が沈んでいる時や疲れを感じる時も、活力を与えてくれる効果があるそう。また、赤は人の気持ちをポジティブにさせたり、行動力を与える心理効果も。おへその下にあるツボ「丹田」に赤いモノが触れるようにするとよいと言われているので、赤いタイツは、冬の体調管理にとても素晴らしい。 大好きなリヨセルで作った赤いタイツ。私の一生の宝物となりそう。このタイツを履いて、秋冬はどんなコーディネートをしよう。今から、寒い冬を思い出して、胸が高鳴る。今年の秋冬、laceflowerから優しく、暖かく、足元を守ってくれるアイテムをお届けします。レッグウェアの中で一番ニットに近く、冬にしか履けない特別な存在。毎年新しいタイツを新調して、冬支度をすると冬がきたとわくわくします。 22AWで初めてリリースをしたノースポールのタイツを、リヨセル100%にして、再登場です。 laceflowerといえば、”リヨセル”と思ってもらいたいほど、リヨセルを使ったレッグアイテムを作ってきました。リヨセルとは、オーストリア・レンチング社が開発したユーカリの木材が原料の素材です。やわらかく、サラッとした肌ざわりで、上品な光沢が魅力の繊維です。実はリヨセルは「世界で最も環境に優しい(エコ)製法でつくられた繊維」だと言われています 。人工繊維ではありますが、 石油などで作る合成繊維と違い、天然繊維に近い化学繊維です。水・化学薬品・エネルギーの使用量がオーガニックコットンなどの他の繊維よりも低く、また丈夫で長持ちするエシカルな素材と言われています。laceflowerらしい上品さを持ち合わせていて、ブランドのキー素材。毛玉にもなりにくく、湿潤時の形状変化も少ない。吸放湿性も高く、履いていて心地のいい素材です。 赤いリヨセルのタイツを履いて、健康で、ファッションも楽しくなりますように。
- Alpaca tights
私がアルパカの素材を初めて身につけたのは、登山の時に着るフリース。アメリカのブランド、Appalachian Gear Company の製品「オールパカ フリースフーディ」アルパカ100%のフリースとの出会いだった。 https://www.instagram.com/appgearco/?locale=ja-JP&hl=en 登山の時の防寒着としてフリースは必須アイテム。フリースって結構嵩張るが、これは本当にとっても軽い。軽くて、暖かくて、そして何よりもふわふわで気持ちいい。なんだこの素材は。ずっと触っていたい…と思うほど、とても滑らかでなんのストレスも感じない素材だった。なんといっても軽い!登山で軽いは正義。アルパカのことを調べているうちに、素晴らしい繊維だということを知った。 ちょうどアルパカの素材が気になっていた2022年。MARKAWAREのデザイナー・石川俊介さんとひょんなことから出会った。石川さんは服を作る過程において、現地の生産現場まで出向き、生産農家と契約をし、原料を現地で調達し、日本で紡績、糸を自分で作って、自身が手がける服に落とし込んでいる。なかなかそんな人いない。自分が作る服の原料がどこで作られ、どんな質のものか。全部知れたらきっと作るものに自信が持てて、本当に楽しいだろうな。そんなものづくりをされている石川さんのファンに一瞬でなったのと、チャーミングなお人柄も総じて素敵だった。 石川さんは、中でもアルパカがだいすきで、日本で一番アルパカのことが詳しいといつも嬉しそうにお話してくれた。 その年にたまたまもう一人、アルパカ協会の元会長だったアルパカ好きに出会った。その方も「僕が日本で一番アルパカについて詳しい」と言っていて、1年に2人の通称「アルパカに一番詳しい人」に出会ったわけだった。アルパカの特徴や生態について色々とお話を聞く中で、私の中でアルパカという素材が特別なものになっていた。 いつか、自分の作るレッグウェアでアルパカを使用した靴下を作りたい。こんなふわふわで優しくて、気持ちのいい上質な糸。なかなかレッグウェアでは出会えない。2年前から密かにアルパカの糸を見つけてはお気に入りのBOOKとして、頭の片隅にしまっては出して、しまっては出してを繰り返していた。 アルパカとの出会いと前置きがとっても長くなってしまったが、ようやくアルパカを使ってlaceflowerからレッグウェアが誕生しました。22AWで展開したイルマック機を使用したNorthpoleのタイツのベビーアルパカ混のタイツを作りました。紡毛のタイツって、アクリル混やアンゴラ混などが多く、ふわふわで優しい素材のアルパカを使用したタイツは珍しい。やっぱり秋冬って、紡毛素材のものが一つでもコーディネートにあると、本当に可愛い。可愛い以外のなにものでもない。秋冬にしか纏えない可愛いタイツというアイテムに、使えたらと思い、お気に入りの柄に落とし込みました。 アルパカは、世界最高の天然繊維の一つ。「神々の繊維 / The fibre of the Gods」と言われ、大変貴重な繊維と言われています。繊維自体の構造がマカロニのように空洞になっており、空気層に暖かい空気を取り込むので暖かく、素材自体も軽いので、履いていてストレスがありません。 また、ウールやカシミヤに比べると保温性や耐久性に優れていて、カシミアとよく似た毛で軽くて丈夫です。お手入れも簡単なため、高級獣毛の部類の中でもとても重宝されています。 ・アルパカの特徴 1.滑らかでやわらかい至福の感触 アルパカニットの良さを一番に実感できるのが、 シルクのような滑らかな手触りです。 2.カシミヤをしのぐと言われる高い保温性 アルパカニットを買って良かったと思えるのが保温性の高さです。 アルパカの毛は、繊維の一本一本がストローのように空洞になっているので、 断熱材のように暖かい空気をためこんで高い防寒性能を発揮します。 3.毛玉が出にくいのでお手入れがラク アルパカの毛はニットにありがちな毛玉が出にくい素材なので、 新品のような編み地の美しさが長続きします。 4.何年も、場合によっては何十年も着られる アルパカの毛は耐久性が高いことでも有名です。 その証拠に、必要最低限のお手入れをすることで、 10年、15年と長く着用される方もいらっしゃいます。 5.放湿性が高くカラッとした暖かさ アクリルなどの化学繊維でできたニットはどうしても蒸れたり、汗冷えしたりします。 アルパカニットは放湿性が高く、温度調節機能も兼ね備えているので、 心地よい暖かさを実感できます。 6.汚れにくいのでお手入れは必要最低限 アルパカの毛には油分が含まれるため、 水分やにおいを寄せ付けにくくお手入れが簡単です。 汚れがなければ、ハンガーなどで干して毎回洗わず大丈夫です。 7.軽くて着ていても疲れにくい アルパカの毛の内部は空洞になっているので、素材自体がとても軽量です。 アルパカニット製品は軽い着心地です。 ・ベビーアルパカについて アルパカの中でも繊維がより細い「ベビーアルパカ」と呼ばれる毛は、世界でももっとも贅沢な繊維のひとつと言われています。アルパカより保温性が高く、軽くて丈夫。肌触りがカシミヤのようによく光沢感があるとされています。ベビーアルパカは赤ちゃんアルパカという意味ではなく、繊維としての名称です。間違えないで欲しいのは、「ベビーアルパカ」や「ロイヤルベビーアルパカ」は、アルパカの赤ちゃんから採取した毛ではない、ということです。アルパカは主に南米ペルーなどアンデス山脈の高地で牧畜として飼われていますが、アルパカの毛は生涯にわたって伸び続けるため、夏の暑さで体調を崩さないように毛刈りが行われます。そして刈られた毛は衣類などの繊維として使われますが、それらの毛を太さによってランク分けします。その時に使われる名称が「ベビーアルパカ」や「ロイヤルベビーアルパカ」になります。 また、アルパカのすごいところは、最もナチュラルカラーの色数が多い繊維ということもあげられます。ほとんどの繊維は原糸(白)を染めて使いますが、アルパカの毛自体に色がナチュラルカラーとして種類がたくさんいて、元々は40色以上あったと言われており、現在でも20色程度に分けられています。白からブラウン、ブラックアルパカまでの色があります。 アルパカについて、メリットしかないと思いますが、デメリットが一つあります。それは繊維長が長く、繊維自体が編みにくい、織りにくいということ。Appalachian Gear Company アルパカ100%のフリースも、同じサイズを買ってもL買っちゃった?というほど、サイズ感が違っていたりして。それほど、編みにくい性質があります。アルパカ100%のものほど大変なので、ウールを混紡して使われることがほとんどです。 アルパカは臭いの繁殖を抑えてくれる繊維調なので、お洗濯は毎回せず、ハンガーに干すだけでも大丈夫です。汚れたら、気になった箇所だけお洗濯や手洗いするのでもOK。縮絨(縮み)も出やすいのでお洗濯は頻繁にせず、楽にお手入れしてみてくださいね。この秋冬、タイツが主役になるファッションを楽しみたい。 アルパカの繊維といえば、井上ブラザーズのマフラーを思い出す。ずっと気になってはいたけど実物を見て買いたいと思い、なかなか取扱店に出向けず、気づいたら冬が終わっていて。まだ手に入れられていないままだった。今年の冬は、手に入れたい。
- いちばん素肌に触れるもの
2025年も16日が過ぎました。本年も、みなさまに靴下の楽しさを伝えられるように、みなさまの足元を守っていけるように。どうぞよろしくお願いいたします。「いちばん素肌に触れるもの」って、自分の身体を心地よくしてくれるものだと思います。例えば、登山では汗の吸収・発汗をさせてくれるベースレイヤーというインナーを身につけるだけで、汗の不快感、汗冷えを防いでくれたり、自分の身体とより密接に寄り添ってくれる。 今年もbaselyersocksを作りました。今まで作ったくつ下は、全部全部、じぶんの子供のように大切で、中でも私の大好きなくつ下となった " baselyersocks " 。登山を始めてから、雪山登山は憧れでした。私の初めての雪山は、2018年12月。谷川岳の天神平スキー場の脇で、ピッケルアイゼン講習を受けたのが、初めての雪山登山だった。確かモンベルの雪山講習だったかな…。雪山は一段とレベルも上がり、命の危険も増すもの。自分の命は自分で守る。バディの命も、自分が守る。そう思いながら、登山をしている。冬の山は、しんと静まりかえっていて、とにかく美しい。美しい反面、時に命を奪うようなとても恐ろしいところだということも、山を登っているものとして、しっかり心の片隅に留めておきたい。 冬の八ヶ岳(天狗岳までの樹林帯) 雪山講習は、滑落停止訓練、アイゼンの歩き方、ピッケルの持ち方など、自分の身体を守る行為を、わざと転んで何度もピッケルを使って止まる練習をした。それはもう、翌日には鞭打ちのように身体はあざだらけだった。憧れの雪山を登れるようになってからは、夫とたくさん山へ登った。厳冬期の赤岳、残雪期の立山。大好きな谷川岳。冬の山へ遊びに行くたびに登山のレベルも、身につける服のレイヤリングも、夏に比べてうんと難しいことに気付く。寒いのに暑い。けど、脱いだら寒い。身体との温度調整、調湿がとても難しいなと感じた。 厳冬期の赤岳(2020年) 赤岳天望荘(2020年) ご飯がとても美味しい山小屋だった それは、足元も同じだった。暴風性、防水性の高い冬用の登山シューズは、足先が凍傷にならないように寒さに耐えられる鉄板のよう。それにとても重たい。アイゼンを付けたら、なんだか無敵になれる気分。そんな変身アイテムの登山靴の足の中は、まるでサウナ状態だった。冬だって、ピーカンの日は暑い。冬の2℃の山の中でも大量の汗をかいて登る。服は、簡単に脱ぎ着できるが、特に足元は靴を途中で脱ぎ履きできるような環境ではないし、ずっと足元がサウナで窮屈だと思っていた。山から降りて、すぐこの鉄板靴を脱いでサンダルになりたい!そんなことが冬の山では億劫になっていた。 そこで出会ったアイテムがベースレイヤーソックス。足元もレイヤリングって大事なんだと気付いた。靴下って全然見えないのに、ベースレイヤーとなったら、さらに見えない。でも、一番肌と密接で、肌に触れるもの。きっと素晴らしい機能の持ち主なんだろうと、くつ下の可能性が秘められたアイテムだと、ビビッときた。絶対に素敵な靴下が出来上がると思っていた。そんな素晴らしい機能を持ち合わせたくつ下を、ベースレイヤーだけで使うのは勿体無い。そう思って、重ね履きしないときは1枚でも履けるように、可愛い靴下を作ろうと思い、開発をした1足。 laceflowerの繊細さ、上品さを兼ね備えた一人二役な、私の大好きなくつ下、baselyersocksです。 今年は、どこも雪が多い。最近はスキーにハマって冬のシーズンは登るのではなく、滑ってばかりだが、たまには自分の足で山を歩きに行きたいと思った。冬の山へ遊びに出かけたくなるような、そんな1足になりますように。寒さや足の蒸れから必ず守ります。


