すずらんのくつした
- Shiori tanaka
- 2024年4月12日
- 読了時間: 2分
更新日:5月17日
2年ぶりにリニューアルをして登場するすずらんの靴下。2020年からリリースを始めて今回で4回目の生産となり、laceflowerの定番商品となりました。今回は、柄をリニューアル。どの角度から見てもうつくしい、パンツの裾から覗く姿、バレエシューズと合わせた姿、スニーカーに合わせた姿、etc どんな靴に合わせても靴下がうつくしく見えるよう考案。
機械は、前回同様にホールガーメント。ホールガーメントで作る贅沢な靴下。靴下の機械では編み出せない表現技法がこれでもかというほど、詰め込まれています。靴下の編み機で表現するとどうしても、凹凸感がなく、平面な柄表現しかできません。ホールガーメントだと、立体的な柄表現ができる。洋服のような、ニットのような編み地が作れる。また、シームレスなので、縫い目がどこにもなく、履き心地もとても良いのが特徴です。
素材には、綿とアクリルの強撚糸を使用。強撚糸とは、文字通り2本の糸を強く撚りをかけて1本の糸にすること。
強く撚ることによって、綺麗で光沢のある糸になり、またコードのようにとっても糸が強いので、生地も強度を増します。その為、全く穴が空きません。4.5年同じ靴下を履いていますが、一向に穴が空く気配がありません。

お気に入りで買った靴下を、長く履きたい。洋服のように、ニットのように、履くサマーニットのように作れたら、と思い、この素材を使用しました。天然繊維ももちろん素晴らしい。けど、時に強度や耐久性が必要となる消耗品の靴下は、長く使えるものであってほしい。なので、天然繊維も化学繊維も、どちらも靴下にとっては必要な素材だと思っています。
5月1日、すずらんの日。フランスでは男女問わずにすずらんの花を贈り合う日。贈った人も、贈られた人も、再び幸せが訪れると言われています。すずらんの靴下を履いて、再び幸せが訪れますように。願いを込めて。先日、お客さまへすずらんの靴下を新規お取引先様へ提案した際、靴下を手に取っていただいたときに、「お洋服みたい」と言って頂けたことがとっても嬉しかった。
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